🚨 疑問の始まり:¥39,800の「鍵交換費用」って何?

🚨 疑問の始まり:¥39,800の「鍵交換費用」って何?

先日、所有アパートで退去があり、新しい入居者様募集のために仲介業者から提示された見積もりを見て、私は思わず立ち止まりました。募集要件に記載された「鍵交換費用:¥39,800」。

「え、高い!」と感じたのは、私の物件の鍵に特別な秘密があるからです。

一般的な物件では、退去のたびに防犯上の理由からシリンダー自体を丸ごと交換します。この費用が高額になるのは理解できます。しかし、私の物件が採用しているのは、「組み換えローテーション式」というタイプの鍵です。

これは、物理的な部品交換は一切不要。オーナーが持つ「解除キー*を使ってリセットするだけで、内部のパターンが変わり、前の入居者様の鍵は使えなくなる、画期的なシステムなのです。

作業は解除キーを差し込んで回すだけの数分で完了。この簡単な作業に¥39,800は、どう考えても不当に高額だと感じました。

⚔️ 交渉の結末:¥22,000への値下げの裏にある違和感

納得いかない私はすぐに業者に交渉。「物理的な交換がないのに、なぜこんなに高額なのか」と問い詰めた結果、提示されたのが¥22,000への値下げ案でした。

一見、大きな譲歩のように見えますが、業者の説明はこうです。

「周囲の交換式の物件と比較して、この金額は安価ですよ」

私は思いました。「それは比較対象として間違っている!」

物理的にシリンダーを交換する労力や部品代と、リセットキーでパターンを変えるだけの費用を同列に比較するのはおかしい。この**¥22,000も、実質的な作業内容に見合わない「みなし費用」**ではないかと疑念が深まりました。


💡 オーナーとしての決断:「自前でやります!」

本来、入居者様に不必要な費用を負担させるべきではありません。オーナーの役割は、物件の価値を保ちつつ、入居者様にとって透明性の高い、納得できる環境を提供することです。

私は最終的に、「それならオーナーである私が解除キーを使ってリセット作業を行います」と業者に伝え、現在、自前での作業実施に向けて再度交渉を進めているところです。

鍵の安全性を確保しつつ、費用を限りなくゼロに近づけることは、入居者様への最大のサービスだと信じています。

この奮闘が、他の大家さんの費用適正化のヒントになれば幸いです。また進展があり次第、ご報告しますね!

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