新築アパート購入直後に訪れた“まさかのピンチ”
サラリーマン大家としての人生がいよいよ本格的に動き始めた。
念願のアパートを購入し、「これから満室経営だ」と胸を躍らせていた矢先、いきなり壁にぶつかることになる。
◆ 新築のためスタートは“1からの入居付け”
購入した物件は全9戸。
新築ということもあり、引き渡し前に3戸の申し込みが入り、さらに引き渡し後の1ヵ月で3戸が埋まった。
ここまでは順調そのもの。
しかしその後、ピタッと申し込みが止まった。
季節は6月。繁忙期はすでに終了し、動きが鈍る時期。
「新築だし、そのうち埋まるだろう」と油断していた自分がいた。
◆ 返済は始まる。利益は出ているが心は落ち着かない
6戸入居していれば返済額は上回る。
ただ、利益はわずか。
“満室経営”をイメージしていた自分にとって、この状態はどうにも落ち着かない。
「このままではいけない」
いてもたってもいられず、管理会社へ状況確認の連絡を入れた。
◆ 管理会社の一言で気づいた“盲点”
管理会社の担当者はこう言った。
「内見はあるんですが、なかなか決まらないんですよね」
すかさず理由を尋ねると、返ってきたのは意外な答えだった。
「窓がすりガラスなんですが、カーテンレールがないんですよね」
なるほど、そこか。
確かに、入居者目線で考えれば、カーテンが付けられない部屋は生活イメージが湧きにくい。
◆ すぐに現地へ直行。自分で改善してみた
理由がわかれば動きは早い。
すぐに現地へ向かい、カーテンレールを設置。
さらにバルコニー出入り口の大きな窓には目隠しも取り付けた。
するとどうだろう。
その後、徐々に申し込みが入り始め、8月末には全9戸が無事満室に。
「新築だから自然に埋まる」
そんな甘い考えを反省した瞬間だった。
◆ この経験が“現状回復費用の節約”にもつながった
このときのDIY経験が、後の現状回復や修繕でも大いに役立つことになる。
自分でできることは自分でやる。
その積み重ねが、運営コストの最適化につながっていった。
◆ 新築物件を買うなら“満室までのランニング費用”を必ず見込むべし
今回の経験から強く感じたことがある。
新築物件は、満室になるまでの期間が読みにくい。
だからこそ、
「満室になるまでのランニングコスト」
をしっかり見込んでおくことが重要だ。
新築だからといって、必ずしもすぐに満室になるとは限らない。
むしろ、細かな改善点を自分で見つけ、動き続ける姿勢が求められる。




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